最上川200キロを歩く 【第3週 白川合流点~睦橋】

山形新聞·山形放送8大事業の一つ、「最上川200キロを歩く小学生探検リレー2021」の第3週目が、5月22日(土)に開催されました。ここ長井ダムには、感染症予防対策を徹底したうえで、飯豊町立添川小学校の児童16名と保護者12名、引率の先生3名が訪れました。当日は、あいにくの曇り空でしたが、子供達の明るさで、元気いっぱい見学をスタートすることができました。

出発式であいさつする菅野支所長 添川小学校を出発するみなさん
出発式であいさつする菅野支所長 添川小学校を出発するみなさん

まず、ヤッホーポイントで長井ダムの概要や役割の説明を学びました、風が冷たい中、子供達は真剣に耳を傾けていました。

ダムの役割を聞いた後は、楽しみにしていた「ヤッホー!!」を、3人1組で叫びました。

みんなの「ヤッホー」が響いていました♪

みんなの「ヤッホー」が響いていました♪

みんなの「ヤッホー」が響いていました♪
ヤッホーポイントで長井ダムの役割を学びました

ヤッホーポイントで長井ダムの役割を学びました


思いっきり「ヤッホー!!」を叫んだ後は、ダムの天端へ移動。天端入口で、長井ダムの大きさについて学びました。

添川小学校ご一行は、天端中央のエレベータ塔へと進みます。エレベータ利用時も、感染症予防対策を考慮し、人数制限をして地下2階へ。子ども達は、降りる順番が来るまで、天端にある展望台から、越流の様子や下流広場を眺め、待ち時間を満喫しました。

天端展望台から下流広場を見た子は、「人がありんこみたいに見えた!」と、興奮しながら教えてくれました。

友達と楽しく天端を歩く子ども達 天端から下流広場を眺める添川小学校のみなさん
友達と楽しく天端を歩く子ども達 天端から下流広場を眺める添川小学校のみなさん

エレベーターに乗って、天端から104.5m降り、ダムの地下を通って、昨年完成したLEDのイルミネーションの通路を通り、いよいよ下流広場へ。

今度は下から見上げ、迫力あるコンクリートの壁にさらに大興奮でした。5月22日は、洪水吐よりも水位が10cm高いので、越流している様子を見ることができました。この日の越流は、ロールウェーブ現象によるうろこ模様で、子ども達は全集中で眺めていました。

今年は、3月16日から融雪による越流が始まり、本日で68日目の越流になります。

LEDのイルミネーションを通って下流広場へ ロールウェーブ現象によるうろこ模様の越流
LEDのイルミネーションを通って下流広場へ ロールウェーブ現象によるうろこ模様の越流

今回は、例年よりも30分短い見学で、下流広場で解散になりましたが、長井ダムは、羽越水害がきっかけで造られたこと、いつ自分たちの地域に水害がやってくるかわからないので、備えが必要だと言うことを改めて学んでいただきました。

長井ダムを後にした一行は、最上川の水の勉強のために、最上川に架かるさくら大橋へ移動しました。添川小学校のみなさん、また遊びに来てくださいね!!

県内一のコンクリートダムを背に記念撮影♪

県内一のコンクリートダムを背に記念撮影♪

尚、当日の様子は、こちらからもご覧になられます。

長井ダムなど見学 最上川200キロを歩く第3週|山形新聞 (yamagata-np.jp)