「ウォーターインタープリター養成講座」で長井ダムを学ぶ
長井ダム水源地域ビジョン推進会議の事務局も担当している NPO法人最上川リバーツーリズムネットワークでは、水のまち長井市において水源地域でのイベントや市内観光など、あらゆる場面で活躍が期待できる「水の案内人 “ウォーターインタープリター”」を養成するための講座を開催しています。
5期目となる今回は、1月28日(土)から3月12日(日)までの8回の講座に、水に関心を持っている6人の方が受講しました。 講座では、置賜野川や最上川の歴史や文化、水質など身近な題材から、日本や世界の水事情などグローバルな話題などを学ぶ座学や、野外活動に役立つ救助方法の実習など、水に関して多方面のカリキュラムが組まれました。
第7回目の3月11日(土)は、長井ダム管理支所長が講師になって、前半は野川まなび館を会場にして、「ダムの管理と広報の取組み」と題し、ダムの基本や長井ダムの管理、ダムにおける広報の取組みについて説明しました。 後半は、長井ダム管理支所に場所を移し、ダム堤体内の監査廊を移動しながら、通常のダム見学では案内することがないダム管理設備や観測計器などを実際に見ていただき、ダムの働きや役割などを知ってもらいました。 3月12日の最終講座の受講をもって、受講生の6人は修了証書とIDカードの交付を受け、ウォーターインタープリター第5期生として認定されました。
野川まなび館での受講生の皆さん | ダムの基本について支所長が説明 |
監査廊から階段を望む | 監査廊内で計測機器について学習 |