最上川200キロを歩く
山形新聞・山形放送8大事業の一つ、【最上川200キロを歩く】は、第9週目となった7月9日(土)に、長井市立西根小学校の15名が、長井ダムを訪れました。
当日は朝から雨が降り続いたため、出発式は校内で行われましたが、最初の目的地である長井ダムに到着した時には小雨となり、みんな元気にダム見学をしました。
出発式で挨拶する岩瀨支所長
展示室で長井ダムの概要や役割を学びました
最初に展示室で長井ダムの概要や役割の説明を受け、こども達は好奇心いっぱいに目を輝かせ、ダムの水が何に使われているのかなど、しっかり学びました。 その後は堤体を歩いて移動し、ながい百秋湖の大きさを実感。流木を見つけて、「でっかい魚が泳いでるのかと思った。」とビックリしながら、「このダム湖にはどんな魚がいますか?」「この大っきい湖で泳いでみたぁい。」と、ダムを目近にして、興味津々の様子でした。
天端で長井ダムの大きさを学びました
置賜野川で利用される水はこの取水塔から運ばれます
堤体では、取水塔の中に入り、ダムの水がどうやって利用されているか確認したり、山形県で一番の高さを誇るコンクリートダムを、堤体中央の展望台から見下ろしたながら、「すっげ~高い!!」「下見ると怖~い!!」と大はしゃぎヾ(^v^)k
天端中央の展望台から県内一高いダムを見下ろしました
ダム下流面から越流しているダムを体感
そしていよいよエレベーターに乗って120m近く降りて、ダムの下流広場へ移動しました。 みんな、下から見上げる迫力あるダムに大興奮(≧▽≦)「うわぁ!でっか~い。」「すっげ~。」と、洪水吐から勢いよく流れ落ちる水しぶきを浴び、ダムの壮大さを体感しました。
ちょっと肌寒く薄暗い監査廊ではワクワク探検隊気分
普段入ることの出来ない監査廊では、「ちょっと寒いね。」と腕をさすりながら、「探検、探検。」とo(^-^)oワクワクしていました。
みんなの「ヤッホ~」がダムいっぱいに響きわたりました
長井ダム管理支所に戻り、テラスにある【ヤッホーポイント】では、全員で、雨雲も吹き飛ばすくらい大きな声で「ヤッホー♪」と叫ぶと、いろんな方向から返ってくるこだまに耳をすましていました。
長井ダムを後にした一行は右岸展望広場へ移動し、長井ダムの建設により、55年の歴史に幕を閉じた管野ダムの話を聞きました。 竜神大橋のバルコニーから貯水池を眺め、目にすることのない管野ダムに思いを寄せました。
右岸展望広場で管野ダムの話を聞きました
竜神大橋バルコニーから貯水池をのぞき込んで
この後、野川まなび館へ移動し、長井ダム見学は終了しました。