ダム見学とダム周遊ウォーキングの可能性を探りました
6月4日(土)、長井市内を訪れるお客様を案内するボランティアを行っている「ながい黒獅子の里案内人」の7名が、研修の一環として長井ダムを見学に訪れました。 この機会を利用して、長井市内の様々なイベントに参加している皆さまに、ダム周遊ウォーキングの可能性を探るため、長井ダムで検討しているコースを一緒に歩いていただきました。
はじめは、展示室での概要説明から、堤体監査廊を通過しダム天端を移動する、通常のダム見学コースを体験してもらいました。
展示室で長井ダムの概要を勉強 | 監査廊で管理設備を確認 |
普段はダム天端からダム管理庁舎に戻るところを、今回は関係者しか通行できない左岸の連絡トンネルを通過し、市道のトンネル2箇所、市道橋2箇所、竜神大橋、県道橋3箇所を経由して管理庁舎に歩いて戻ってくるという、ダム周遊ウォーキングコースを体験してもらいました。
天端からダム下流をのぞき込む | 普段は入れない左岸連絡トンネルに入ります |
途中の展望広場などでは、立ち止まってダム湖や周辺の景色を眺めたり、水没した管野ダムの歴史に触れるなど、長井ダムに関連する説明を受けながら、全行程3㎞弱の距離を約2時間で周遊することができました。 参加した人からは、「高低差がなく、距離もちょうど良いので、初心者や体力がない人も気軽にウォーキングが楽しめる」「高張トンネルを通る度に、扉の向こうに何があるのか不思議だったので、これで納得できた」などの意見をいただきました。
市道黒獅子トンネルを通過 | 竜神大橋から管野ダムの位置を確認 |
右岸展望広場で管野ダムの歴史に触れる | 県道を経て管理庁舎に到着 |
左岸連絡トンネルは常時の開放ができないことや、道路には歩道がなく車道を通行しなければならないなど、まだ引き続き検討することがありますが、今回の意見を参考にしながら、イベントなどでダム湖周遊ウォーキングコースとして利用できるように調整したいと思います。
今回検証したダム湖周遊ウォーキングコース |