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岩木川ダム統合管理事務所
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『巡航RCD工法』について
=巡航RCD工法とは=
巡航RCD工法とは、『 Cruising RCD construction method 』の略で、
内部(RCD)コンクリートの先行打設
外部コンクリートを独立して後行打設
打ち止め型枠≪1回の打設区画を所定の形にするための枠≫を用いない内部(RCD)コンクリートの打ち止め
といった、RCD工法に無い特徴を持った高速施工法です。
使用するコンクリートの材料は同じですが、施工手順と使用する機械の一部に違いがあります。
(詳細は、『
RCD工法と巡航RCD工法の違い
』を参照)
=巡航RCD工法の手順=
コンクリートをブルドーザで敷き均しする撒き出しのやり方はRCD工法と同じですが、内部(RCD)コンクリートを 先行打設するため端部は法面(のりめん)状となります。少し余裕を持ってブルドーザで撒き出し、しっかりと 端部を締め固めします。
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サイズ 5.26MB 01:56
次に端部法面をバックホウで削り取り(上記
の黄色部分)、法面を平らに整形します。 専用の締め固め機械の形状にあわせて、※
1
8分の法面に仕上げます。
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※
1
8分の法面とは
サイズ 3.74MB 01:04
次に端部法面の締め固めです。 専用の締め固め機械を使用し、約30秒振動させることで締め固めが 完了します。この機械を開発したことで内部(RCD)コンクリートの先行打設が可能となりました。
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サイズ 4.64MB 01:11
最後に上記
のブルドーザで撒き出しした部分を振動ローラで締め固めます。 締め固めに使用する機械は、RCD工法と同じです。
『RCD工法』については、
こちら
で解説しています。
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