ミチノクナシの移植作業とは?

 ミチノクナシの移植作業は、下図へ示した手順で進めました。

 平成23年に、対象となる木から採取した穂木を台木へ接木し、保存しました。その後、枝の伸長がみられた11株について、適切な管理を行いながら生長をモニタリングしました。
≪ミチノクナシの移植作業の流れ≫
  
元木から枝を切り落とす。 切り落とした枝から
穂木(接木に使用する枝)を採取
採取した穂木を、他のナシの台木へ接木する。
          接木後のミチノクナシの生育状況
         平成24年11月10日撮影
≪ミチノクナシの移植作業状況≫
 平成25年に、生長したミチノクナシの一部を、ダム湖周辺へ移植しました。移植株は、「支柱」や「雪囲い」を設置し、雪による倒木、枝折れを防止する対策を行いました。

 今後も引き続き、移植後の活着状況・生育状況をモニタリングする予定です。
 残りの接木により保存したミチノクナシについても引き続き管理作業を行い、平成26年度以降、移植を行う予定です。
移植作業 ミチノクナシの移植状況 雪囲いの設置状況
 
≪ミチノクナシの移植≫
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