七ヶ宿ダムでは放流設備を常に良好な状態に保つため、定期的に点検を行っています。 特に、出水期前には全放流設備を対象に目視・触診・聴診といった不具合有無の確認や、機器の清掃・給油・調整作業、試運転による動作状況の確認といった点検・整備を実施しています。
今週はクレストゲートの点検を行いました。
クレストゲートは100年に一度起こりうるといわれる大規模な大雨を想定して洪水調節をするために設置されている『非常用放流設備』です。
幸いなことに、七ヶ宿ダムができてからクレストゲートを使用した洪水調節はまだ一度もありませんが、今後も無いことを祈るばかりです。
今回の点検でクレストゲートに異常はありませんでした!引き続き各放流設備の点検を実施しております。
クレストゲートの全開が見られる機会は点検時のみとなります。
点検終了後はもとの85cm開いた状態に戻りました。
今後も機会があれば点検の様子などを紹介していきたいと思います。