沿革

 大正6年(1917)9月3日、現在の秋田河川国道事務所の前身となる仙台土木出張所所属の「雄物川改修土地収用事務所」が、秋田市鍛治町上川反に開設されました。
 これは事務所としては、全国でも淀川河川事務所(近畿地方整備局)、利根川上流河川事務所(関東地方整備局)についで、3番目に古い組織です。(※1)
 また、治水事業はこの年大正6年から、道路事業についても昭和6年から取組みを開始し、現在に至っております。
※1 根拠法令「建設省設置法関係法令集」
順位
現在の事務所名
所在地
設置年月日
地整名
1
淀川河川事務所
枚方市
M44. 4. 1
近畿
2
利根川上流河川事務所
栗橋町
M44.11. 1
関東
3
秋田河川国道事務所
秋田市
T 6. 5. 22
東北
4
酒田河川国道事務所
酒田市
T 7. 1. 4
東北
5
日光砂防事務所
日光市
T 7. 7.10
関東
6
青森河川国道事務所
青森市
T 7.12. 1
東北
7
福島河川国道事務所
福島市
T 8. 2. 1
東北
8
阿賀川河川事務所
会津若松市
T10. 2. 1
北陸
9
甲府河川国道事務所
甲府市
T10. 4. 1
関東
10
出雲河川事務所
出雲市
T11. 4. 1
中国
11
北上川下流河川事務所
石巻市
T11.12. 1
東北
12
木曽川上流河川事務所
岐阜市
T12. 1. 1
中部
13
和歌山河川国道事務所
和歌山市
T12. 4.12
近畿
14
筑後川河川事務所
久留米市
T12. 7.11
九州
15
鳥取河川国道事務所
鳥取市
T12. 9.19
中国
表:全国事務所設置年月日順位表

雄物川改修事務所になった頃の事務所と器械工場
(大正9年5月)

秋田魁新報
(大正6年9月7日付け)