ICT活用土工の現場見学会を開催!!

国土交通省では、土工の新しい取り組みとなる「i-construction]を2016年から導入し、2020年には全ての公共事業を対象に普及を拡大する予定です。それに先駆け、当該工事である遊佐象潟道路の”関地区道路改良工事”の現場で、平成28年10月6日秋田県内初となるICT活用の現場見学を行いました。
        

高校生達にはドローン(UAV)が人気でした。
クリックすると、西目高校生を上空から撮影した写真や見学会の様子の写真がみられます。           

[主催:ICT活用土工実証検討会(秋田河川国道事務所、(一社)東北測量協会、(一社)秋田県建設業協会)]

県内初の快適トイレも取り入れています

 ICT建設機械ブース

女性も使いやすい♪  トイレ内も清潔!

見学会は、午前に第1部西目高校生の土木科専攻の生徒51名と引率の先生方。午後の第2部に秋田県内の土木関係者を対象とし、第3部に各官公庁の職員を対象として開催しました。参加者が多数の為、会場を4つのブースに分け、それぞれのブースで説明をしました。

ICT土工の流れ

 パネルブース

 ICT活用土工とは何か?はこちらから

 3D設計ブース

 UAV(三次元測量)ブース

未来の土木技術者となる高校生はICT活用土工を学び、より関心を深めて行きました。
質疑応答では、高校生から「現在学んでいるレベルなどを使用した測量はなくなって行くのですか?」という問いに秋田河川国道事務所の事業対策官が、「これからの時代は今回の見学会で行われたような新技術の取り入れが盛んになるだろうけれども、ミシンはあるが手縫いは無くならないのと同様、基本となる測量は変わらず残るものだ。」と答えました。
秋田県の女性職員も実際の重機に乗車し、ICT建機自動制御システムが作動して、重機作業経験の浅い人でも正確な作業が出来る事などの説明を受け、大盛況に終わりました。