歩み続けてきた長井出張所
長井出張所は昭和8年4月1日、内務省新潟土木出張所最上川上流改修事務所長井工場として誕生して以来、一貫して最上川上流地区の河川改修工事に携わってきました。
中心となるのは洪水に対処する護岸工事や、築堤などの土木工事ですが、その他にも堤防除草などの河川管理体制の維持、桜づつみモデル事業をはじめとする水辺空間の整備、さらに水量の豊富な河川から市街地を流れる中小河川に消流雪用水を供給するための導水路整備など、治水・利水・環境にわたる総合的な角度から、「水と緑と花のふるさと長井・白鷹」にふさわしい最上川の川づくりを行ってきました。
私たちの町を再び泥海にしたくないと河川改修に取り組んできました。
古い記録から
- 長井工場職員。 撮影/昭和9年7月
-
河井山掘削工事土捨場作業の状況。
施工場所/西置賜郡豊田村(現長井市大字泉)
撮影/昭和11年12月 -
長井橋継足工事竣功写真。
左岸橋台側より望む。
撮影/昭和12年 -
当時活躍した20t蒸気機関車。
撮影/昭和14年