豆知識☛トンネル工事の管理設備とは、トンネル工事で使用する「バッチャープラント」と呼ばれるコンクリート 　　　　を製造する施設や、工事現場内等で出る工業用排水を、通常の排水路に排水できるようにｐH値など生活 　　　　排水レベルに適合するように水質を改善して流せるようにする「濁水処理施設」です。また、工事で使用 　　　　する機械や道具を修理するための修理工場、電気資材の倉庫や、坑夫さんたちが使用する休憩所・トイレ 　　　　など色々な設備の事を言います。

トンネル工事に続き、「バッチャープラント」と「濁水処理施設」を見学させていただきました!

	まずはバッチャープラントへ! ここでは吹付けコンクリート施工時に使用するコンクリートを製造しています。 早速、中にGo! ((((((((つ^o^)つ

	大量の砂と砂利、そして巨大なアーム! 全てが規格外! なぜなら、トンネルでは大量の吹付コンクリートを使用 します! 運搬作業に時間をかけず、作業工程を円滑に進めるため にも、現場近くから採石した材料でコンクリートを製造 するそうです。 トンネル内工事と同じく、こちらの施設も２４時間稼働 しています。
	超巨大なクレーンゲームのようなアームで①から砂や 砂利をつかみ上に運びます。(写真②） ③のベルトコンベアに砂と砂利を流し、バッチャーに 運ばれ重さを計量し、ミキサでセメントと水を混ぜて コンクリートを作り、１階で待機しているミキサー車 に入れ、随時現場へと運ばれて行きます。

続きまして、濁水処理施設へ！！	工事で発生した濁水はこちらへ流され、さまざまな 装置を通し、混ざっている泥などを取り除き薬で水 をきれいにします。
	こんなにきれいになりました pH値（酸性やアルカリ性に極端にかたよって いないないか）や濁りがないかなどの水質 検査をし、濁った水を絶対に川に流すことの 無いよう、安全を確認してから川へ戻します。
以上で、管理設備見学は終了です！ 工事現場の中に様々な設備が併設されていることに 驚きでした☆ またもや貴重な施設を見学できました(^O^) 工事の最中にお邪魔してしまい申し訳ありません。 ありがとうございました！！

実は、国道342号付替トンネル工事潜入レポは今回の第2回で全てお伝えする予定でしたが、あまりのボリュームに急遽3回に分けることにしました。
TeamCSGのメンバーが張り切ってレポートをまとめており、あれもこれもとお伝えしたいことが沢山あるようです。
決して、続きはCMの後で・・と言うことではありませんので、次回「現場事務所・宿舎編」を今しばらくお待ちください。

 

 

第1回 国道342号付替トンネル工事潜入レポ～発破編～ 第3回 国道342号付替トンネル工事潜入レポ～現場事務所・宿舎編～