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水防工法 |
水防工法とは、洪水時に堤防に異常が生じた時に、堤防が壊れないように迅速に行う応急処置の事です。
■水防工法
築きまわし
(築き廻し)堤防の裏法面に堤防断面の厚みをつけ、破堤するのを防ぐ。 シート張り
(表蓆張[防水シート使用])川表が崩れるのを防ぐ。吸い込み口をふさぎ透水を防ぐ。 月の輪
土のうを積んで河川水位と漏水口と水位差を縮め水の圧力を弱め、漏水口が拡大するのを防ぎ、堤防の決壊を未然に防ぐ 釜段工 漏水の噴出口を中心に土のうを積み水を貯え、その水圧により、水の噴出を止める 木流し
流水をゆるやかにする。川表が崩れるのを防ぐ。川表を淀欠けを防ぐ(緩流部)。 積み土俵
(積土のう)堤防天端に土のうを積み、越水を防ぐ