最上川河口砂州の変形過程
・山形大学紀要(農学)第11巻 第2号
・平成3年
・前川勝朗
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河口砂州は河道内への波の侵入を防ぎ、塩水遡上を防止する上では有効であるが、洪水流を安全に流下させる上では障害となることがあり、また排水障害の原因にもなり、農業土木の分野でも取り組みがなされている。しかし、現象が複雑であり、砂州の変形過程の研究報告は極めて限られている。そこで本報では、導流堤施行前と施行開始後の約20年間の既往資料と2年半にわたる観測結果を基に、最上川河口砂州の変形過程を示したものである。
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