尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のえらがある。足の爪は2本。
渓流の石礫の間や、流れがゆるやかで落葉などの堆積するところに生息する。
日本では約150種類が知られている。カゲロウ類とまちがいやすい。
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甲らの大きさは20~40mmで、色は赤味がかったものから青味がかったものまでいる。
比較的水深が浅い流れの石の下にいる。
腹帯の太いのがメス、長いのがオス。本州で清流にすむカニはこの種類だけである。
(まちがいやすい生物)
海に近い河川では、海からモクズカニがのぼってくるが、モクズガニは、はさみやあしの背に毛が生えている。
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黒褐色。腹の後方が太くなっている。お尻に吸盤とえらがある。
吸盤で流れの速い所の石の表面や草についている。
日本では、およそ30種類が知られている。人の血を吸うのはアオキツメトゲブユを含めて5種類ぐらいである。
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