トップページ 事務所情報 かわ情報 さぼう情報 みち情報 ちいきづくり情報 入札情報
よろず雄物川覚え帳
雄物川の自然

水底にすむ生物:きれいな水の生物(1)
そっと底をのぞいてみると、石の裏や水草の影に虫たちがひそんでいます。
この虫たちは「指標生物」と呼ばれ、水質など川の環境の状態を私たちに教えてくれます。
カワゲラ
サワガニ
ブユ
カワゲラ サワガニ ブユ
尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のえらがある。足の爪は2本。
渓流の石礫の間や、流れがゆるやかで落葉などの堆積するところに生息する。
日本では約150種類が知られている。カゲロウ類とまちがいやすい。
甲らの大きさは20~40mmで、色は赤味がかったものから青味がかったものまでいる。
比較的水深が浅い流れの石の下にいる。
腹帯の太いのがメス、長いのがオス。本州で清流にすむカニはこの種類だけである。
(まちがいやすい生物)
海に近い河川では、海からモクズカニがのぼってくるが、モクズガニは、はさみやあしの背に毛が生えている。
黒褐色。腹の後方が太くなっている。お尻に吸盤とえらがある。
吸盤で流れの速い所の石の表面や草についている。
日本では、およそ30種類が知られている。人の血を吸うのはアオキツメトゲブユを含めて5種類ぐらいである。
もどる メニューにもどる すすむ

ページの先頭へ