管内の砂防施設
八幡平山系直轄砂防事業(秋田県側)直轄砂防施設
管内には、土砂災害を防止するための砂防施設が20基あります。(令和6年9月現在)
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※クリックすると概要をご覧いただけます |
01_小先達川第1砂防堰堤 |
● <構造形式> コンクリート重力式不透過型
高さ 14m 長さ 120m <施工> 平成2年 ~ 平成7年 |
インド産赤御影石と フランス産青御影石 | |
● 八幡平山系直轄砂防事業(秋田県側)で最初につくられた砂防堰堤。 彫刻家の原田哲男氏が地球をテーマにデザインしたレリーフが施された、めずらしい砂防堰堤です。 周辺施設は『SABOカルチャーパーク』に整備された、桜がとても美しい秋田駒ヶ岳のビュースポットになっています。 |
● レリーフやモニュメントのテーマは、“自然との調和”である。 レリーフは“自然の岩のながれや駒ヶ岳と山脈のながれ”の表現である。 また、右岸側のモニュメントは“小先達川、田沢湖の水のながれ”を、 左岸側のモニュメントは“和、ハーモニー”の表現である。 |
08 09_生保内川遊砂地(大暗渠~床固め) |
R46
秋田新幹線
(田沢湖線) 癒しの渓流 床固工方面↓ |
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● <構造形式> 重力式コンクリート大暗渠砂防堰堤
高さ 8.5m 長さ 240.8m <施工> 平成16年 ~ 平成18年 |
● 生保内川流域では、昭和35年8月の集中豪雨による「田沢湖水害」で、土石流や堤防決壊による 氾濫により死者行方不明者15名、浸水、道路損壊、田畑の冠水など甚大な被害を被りました。 このため土砂災害を防ぐ砂防施設が、自然豊かな周辺の地域特性に配慮して計画され、水理模型実験 により半径4mの大暗渠構造という構造に決定されました。また周辺は遊砂地として公園整備され 「癒しの渓流」となっています。 |
●大暗渠砂防堰堤へのアクセス方法
R46
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①国道46号から分岐 (仙岩道路情報ステーション付近) |
②しばらく直進後、右方向へ分岐 |
③JRの線路下を通り右方向へ分岐 | ④看板前のアスファルト舗装が駐車場となります |
14_供養佛沢砂防堰堤 |
● <構造形式> 重力式コンクリート部分透過型
高さ 10m 長さ 121m <施工> 平成25年 ~ 平成26年 |
● 平成25年8月9日の豪雨の影響で、仙北市田沢湖田沢供養佛地区にて甚大な土石流災害が発生。 死者6名、重軽傷者2名を出したほか、住家倒壊等の被害が発生しました。 このため、再度災害防止を目的に、同年10月1日から緊急的に「供養佛沢砂防堰堤」の整備を実施。 平成26年6月27日に本体工事が完成し、同年6月29日に完成式典を行いました。 災害後の対応から当堰堤完成までの流れについてはこちらのページをご覧ください。 |
18_片倉沢第1砂防堰堤 |
● <構造形式> コンクリート重力式透過型
高さ 12.5m 長さ 163m <施工> 平成29年 ~ 令和2年 |
● 秋田駒ヶ岳の火山活動で土石流のおそれの ある渓流に建設した砂防堰堤です。堰堤左岸上 流は本体を安定させるため硬い岩盤の上に導流 堤として折り曲げられています。 約6千万年前に流れ出した片倉沢溶岩流の下 流に位置し、滝が上下流に見られます。 秋田駒ヶ岳の撮影ポイントです。 |
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水沢第2砂防堰堤 |
● <構造形式> 重力式コンクリート透過型
高さ 13.0m 長さ 166.0m <施工> 令和2年 ~ 令和5年 |
● たざわ湖スキー場付近に位置し、秋田駒ヶ岳の火山活動で土石流のおそれのある渓流に建設した砂防堰堤です。水沢第2砂防堰堤は計画の土砂捕捉容量を確保するため、折れ曲がった形をしているのが特徴です。 下流氾濫域には、水沢温泉郷や乳頭温泉郷へ通じる唯一の道路「県道127号駒ヶ岳線」など重要な保全対象施設が分布し、これらの施設を火山噴火後の土砂災害から守るために建設されました。 |
● 令和4年度から、当堰堤のインフラ活用を目的に仙北市が「水沢第2砂防堰堤ボルダリングウォール」を設置しております。(砂防ダムへのボルダリング設置は国内初) 冬期を除く期間に一般開放しておりますので、ぜひご利用ください! ボルダリングウォールの詳細についてはこちらのページをご覧ください。 |