玉川ダム竣工30周年記念事業 玉川ダム竣工30周年記念シンポジウム ~共に歩んだ30年 地域の思いを未来へ繋ごう~
出演者ご紹介プロフィール

 基調講演講師/パネルディスカッションアドバイザー  参議院議員 ダム専門家 足立 敏之 氏

参議院議員(自由民主党)。1954年京都府生。1979年京都大学大学院修了、建設省入省。玉川ダムには、玉川ダム工事事務所工務課長・調査設計課長としてコンクリートダムの施工法であるRCD工法の設計施工や酸性水対策を担当。国土交通省河川局河川計画課長、四国地方整備局長、中部地方整備局長、水管理・国土保全局長、技監などを歴任。南海トラフ巨大地震、首都直下地震や地球温暖化に伴う水害土砂災害など大規模災害への国の対策計画の策定や、国交省TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の創設に尽力。2014年退官。 2016年7月参議院議員選挙に当選。

 パネルディスカッションコーディネーター  中央大学研究開発機構客員教授 秋田大学名誉教授 松冨 英夫 氏

1953年山口県生。1979年中央大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。秋田大学工学資源学部教授、同理工学研究科教授、地域防災力研究センター長などを歴任。 2019年度より現職。専門分野は水工学で、津波、特に沿岸や陸上での挙動と流体力、河川堤防などの決壊による氾濫解析、秋田県南部海岸の漂砂動向と海浜過程分析などが主な研究領域。雄物川水系河川整備学識者懇談会の座長を務めるなど、玉川を含む雄物川水系全般に広い知見・見識がある。

    パネルディスカッションパネリスト

東北地方整備局 河川部長 國友 優 氏 秋田県仙北平野土地改良区 理事長 伊藤 稔 氏 秋田県産業労働部公営企業課 課長 佐藤 徹 氏 玉川ダム移転者 役員 田中 司 氏

 オープニングアトラクション  和太鼓演奏 創作和太鼓 桂組

『田沢湖龍神太鼓保存会』に所属する3人組からなる秋田県仙北市出身の創作和楽器ユニット。和楽器で地元活性化したいという志しで演奏活動をしている。田沢湖に魅せられ、その美しさを伝えるため曲を作り活動している。和太鼓の力強い響きと動き、篠笛の大らかな音色で日本一深い湖の神秘をバラードからロック調まで様々な音を奏でる今注目のユニット。県内外の各イベントに多数出演している。

 司会進行  フリーアナウンサー 相場 詩織

学生時代にゆかたクイーンコンテストグランプリを受賞。日本テレビ「スタードラフト会議」、フジテレビ「キャサリン三世」、「洋服の青山」CM等に出演するほか主にモデルとして活動。津田塾大学卒業後、静岡の局アナウンサーを経て現在はフリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオにレギュラー出演するほか、CM出演、ナレーション、イベント・式典MC、モデル、講演会、コラム執筆など多岐にわたり活動中。全国誌で秋田で人気No.1女子アナに選ばれ、好きなDJランキングでは全国2位になるなど、最近では全国放送にも度々出演し活躍の場を全国に広げている。

令和3年11月20日(土)仙北市民会館において、「玉川ダム竣工30周年記念シンポジウム」が開催(主催:玉川ダム30周年記念事業実行委員会)されました。 コロナウィルス感染症対策のため、入場者は玉川ダム移転者会をはじめとする事前に招待された方に限定した開催となりましたが、約150名にご参加いただきました。

(和太鼓) オープニングアトラクションとなる創作和太鼓「桂組」による和太鼓演奏では、迫力のある演奏に拍手がわき起こっていました。

実行委員会の会長である仙北市長からの挨拶
(来賓あいさつ) 来賓として御法川衆議院議員、秋田県知事(代読)、仙北市議会議長からあいさつをいただきました(写真は御法川衆議院議員)。

(事業報告) 庄子所長から玉川ダム30年のあゆみとして、治水・利水における玉川ダムの効果などを、事業報告として発表いたしました。

(基調講演) ダム専門家である足立参議院議員から「玉川ダムの効果と酸性水対策」と題して基調講演を行っていただきました。 足立議員は玉川ダムの建設や酸性水対策に携わった経験があり、当時の苦労や未来へつながるお話をいただきました。

(パネルディスカッション) 「玉川ダムのこれからを考える」と題し、パネルディスカッションを行いました。 秋田大学名誉教授の松冨先生をコーディネーターに迎え、パネリストは東北地方整備局の國友河川部長、秋田県仙北平野土地改良区の伊藤理事長、秋田県公営企業課の佐藤課長、玉川ダム移転者会の田中さま、アドバイザーとして足立議員にご参加いただき、活発に議論いただきました。 玉川ダム建設当時や現状について紹介しながら、今後の玉川ダムの効果的・効率的な管理や、利活用などについて議論し、先祖代々の土地を手放さなければならなかった方々や地域の想いを未来につなげるためにどうすればよいかを考える機会となりました。

    会場内のようす

閉会挨拶