現場見学会(知ってなっとく公共事業)

平成30年 6月12日(火) ふるさとの川・荒川づくり協議会18名が阿武隈川(阿武隈大堰、新浜水門)、名取川(閖上水門)の施設を見学しました。

■ 見学場所

・阿武隈川(阿武隈大堰、新浜水門)
・名取川(閖上水門)

 ふるさとの川・荒川づくり協議会は、福島市を流れる荒川の環境保全などに取り組んでいる地域団体で、平成30年2月で設立20周年を迎えました。河川協力団体にも指定されています。平成31年には阿武隈川が改修100周年という節目の年を迎えることから、阿武隈川への関心が高まっている中、「阿武隈川と舟運」をテーマにした研修会を企画、その一環として阿武隈大堰、新浜水門、閖上水門を見学しました。

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 阿武隈大堰管理分室で説明を受ける見学者

 阿武隈大堰は、河道の安定と取水位の確保、洪水の安全な流下と3,330haのかんがい用水、工業用水等への安定供給をしています。
 常に大堰の上流水位を一定に保たれるように自動による操作を行い、出水時は手動によりゲート操作を行っています。
安全に洪水を流下させるように操作している旨を担当者からの説明に見学者のみなさんは聴き入っていました。

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海岸堤防や阿武隈川の河口部の状況を見学した後、 新浜水門(阿武隈川)について、3・11東日本大震災の津波被害状況やその後の復旧、水門設備や操作などの説明を受けています。特に、粘り強い堤防の構造について担当者から分かりやすい説明があり、見学者にもよく理解していただきました。

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閖上水門(名取川)についても、新浜水門と同様の説明を受けています。阿武隈川から名取川を結ぶ木曳掘(こびきぼり)などの、貞山堀に関する質問が多くありました。

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