平成22年11月19日仙台北部道路記者発表資料

【利府JCTフル化の交通状況】利府ジャンクション(JCT)のフル化により
   ①利府JCT(仙台北部道路~三陸道・松島方面)の交通量は、1,800台/日です(資料-1)

仙台北部道路、三陸道の利用する交通量が増加しています。

●利府JCTのフル化完成後、仙台北部道路⇔三陸道・松島方面を利用する交通量は、1,800台/日です。

●開通前に比べ仙台北部道路(利府JCT~利府しらかし台IC)の交通量が1,900台/日(32%)増加、 三陸道(利府JCT~利府塩釜IC)の交通量が1,800台/日(12%)増加しています。

【仙台北部道路半年後】仙台北部道路(利府しらかし台~富谷JCT)開通により
②仙台都市圏高速環状道路(ぐるっ都・仙台)が形成され交通量が増加しています(資料-2)

仙台北部道路(利府JCT~利府しらかし台IC)の交通量は7,900台/日であり、開通半年後で126%増加しています。

●仙台北部道路の開通により、仙台都市圏高速環状ネットワークが形成され、仙台北部道路(利府JCT~利府しらかし台IC)の交通量は7,900台/日、仙台東部道路(仙台東IC~仙台港北IC)の交通量が25%増など利用交通量が大きく増加しています。 ●仙台北部道路等の交通量増加により、周辺地域では一般道路から高速道路へ交通が7~9%程度転換するなど、一般道路の負荷が低減しています。



【仙台北部道路半年後】仙台北部道路(利府しらかし台~富谷JCT)開通により
           ③周辺道路の混雑が緩和しています(資料-3)

仙台北部道路と並行する(主)塩釜吉岡線の交通量が1,800台/日減少し、ピーク時の走行速度が9km/h向上しています。

●仙台北部道路の開通後、並行する国道4号の交通量が900台/日、(主)塩釜吉岡線の交通量が1,800台/日減少しており、仙台北部道路へ 交通が転換しています。

●国道4号や(主)塩釜吉岡線では、ピーク時の走行速度も7~9km/h向上し、周辺道路の混雑が緩和しています。

【仙台北部道路半年後】仙台北部道路(利府しらかし台~富谷JCT)開通により
           ④輸送時間の短縮により物流の効率が向上しています(資料-4)

アンケート結果より、仙台北部道路を利用している製造業・運送業の約8割が時間短縮や輸送コストの縮減効果があると回答しています。

●仙台北部道路を利用している企業の約8割が時間短縮や輸送コストの縮減等の効果を感じています。

●自動車輸送企業等では、輸送時間短縮や人件費の抑制につながっています。


【仙台北部道路半年後】仙台北部道路(利府しらかし台~富谷JCT)開通により
           ⑤迅速な血液搬送を支援しています(資料-5)

仙台北部道路を利用した血液搬送件数が11件/月→28件/月(2.5倍)に増加。

●仙台北部道路の開通半年後、宮城県赤十字血液センターから、仙台北部道路を利用した血液搬送が11件/月から

28件/月(2.5倍)増加し、仙台港北IC付近の病院への搬送が仙台北部道路を利用した経路になり、時間短縮、安定搬送につながっています。

【血液センターの声】

・仙台港北IC周辺の病院への搬送は、富谷JCT~しらかし台IC開通前は、国道4号⇒(主)泉塩釜線(免許センター前)あるいは国道45号⇒仙台港北ICを通っていましたが、開通後は泉IC⇒仙台港北ICを利用しています

その結果、病院までの搬送時間を短縮することができました。

出典:宮城県赤十字血液センターヒアリング

【仙台北部道路半年後】仙台北部道路(利府しらかし台~富谷JCT)開通により
           ⑥日常生活の行動範囲が拡大しています(資料-6)

仙台北部道路沿線の住民(仙台市泉区、大和町、富谷町)の行動範囲が仙台東部道路沿線にまで拡大しています。

●仙台北部道路開通後、日常生活での仙台北部道路の利用者は、55%が買い物目的となっています。

●仙台北部道路開通後に日常生活での利用者の42%が移動先を変更し、そのうち79%が「仙台北部道路による行動圏(範囲)の拡大」を理由としており、生活行動に変化をもたらしています。


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