河道内樹木管理計画

合意形成による適切な樹木管理

 河道内の樹木は、洪水時に流れを阻害したり、倒れて流出し、橋梁・堰等に引っかかり洪水をせき上げるなど、治水上の問題となる恐れがあります。
 また、河川巡視時に視界を遮り、ゴミの不法投棄の発見が遅れるなど、監視の妨げとなることもあります。
 その一方、河道内樹木には多種多様の生物が生息するなど、良好な生息環境を創出しています。
 そのため、樹木がある河川環境や景観は地域の財産の一つとなっており、それら環境や景観と河川管理を共存させていく必要があります。
 このため、酒田河川国道事務所では、河道内の適切な樹木管理を行うことを目的とした「樹木管理計画」を策定しています。
 平成25年度に、より適切な樹木管理計画とするため、有識者の指導や助言を受けて、過年度の樹木管理計画の見直しを行いました。

 本記載資料は、「樹木管理計画の策定における検討事項」や「樹木伐採の実施手順」、「その後のフォロー」等を整理した「樹木管理手順のフロー」を示したものです。