ゼロエミッション・ロード モデル事業の紹介
計画・設計段階モデル事業
道路施設への風力エネルギー活用 秋田工事事務所
秋田工事事務所では、秋田市内の一般国道7号秋田南バイパスにおいて、現在施工中の臨海大橋(仮称、L=394m)の道路照明や路面の雪を融かすロードヒーティングの電源として風カエネルギーの活用を検討しています。
通常、道路施設の電源は商用電力を利用していますが、当バイパスが海岸沿いを通過するルートで年間を通し安定した風力が得られることから、風カエネルギーを活用して商用発電の使用を抑え、火力発電等による化石エネルギーの使用量や二酸化炭素の排出量を削減しようというものです。 当地建管内では既に、一般国道49号中山トンネルで風カエネルギーを道路施設の電源として活用しています。
ゼロエミッションへの取り組み
昨年度、風力発電の可能性を探るために現地における風況調査を実施した結果、ほぼ年間を通して発電可能な風力が得られ、道路施設に使用する電力の多くを賄えることが解りました。今後、建設場所や発電機の規模などの確定にむけて詳細な検討を行っていきます。