建設副産物対策の基本方針
基本理念
建設リサイクルの推進に当たり、工事発注者、建設業者等は、環境負荷の削減に向け、建設資源の省資源化及び循環利用を自主的かつ自立的に推進する。
あわせて、他産業等との連携を強化し、省資源・資源循環型社会の構築に向けて先導的な役割を果たし、建設産業を「ゼロエミッション」産業システムの中核として、活力と魅力ある環境創造産業に転換する。
基本目標
建設副産物の発生を抑制し、とりわけ有害・危険な建設廃棄物については極小化を図る。
他産業から発生するものも含め、建設資源のリサイクルの徹底を図り、新材投入量の可能な限りの削減に努め、再生利用可能な建設副産物(建設再生資源)の処分量ゼロを目指す。
推進の3つの柱
3つの基本施策
「発生の抑制」、「再利用の促進」、「適正処理の推進」
基本施策を支える3つの基盤施策の構築・推進
「しくみづくり」、「技術開発」、「理解と参画」
建設リサイクル推進3つの柱
[主な施策内容]
- 発生抑制に対する具体的な施策の実行
- 公共工事におけるリサイクルの徹底
- 適正処理への自己責任の徹底、監督強化、監視システムの導入
- 建設リサイクル推進に向けた公的支援
- 建設汚泥、建設混合廃棄物のリサイクルの推進
- 技術開発の推進
- 広報活動の多面的な展開