情報連携
建設発生土情報交換システムの利用
建設発生土の情報交換を,インターネット等を利用するシステムとすることにより,情報の作成・更新・伝達の迅速化を図ると共に,情報を一元化することで対象範囲の拡大と有効利用を促進するよう取り組みます。(平成11年度から運用開始)
システムの概要
建設発生土情報交換システムのデータベースにインターネットなどを使って,各省庁や自治体などの発注機関や民間企業などの工事請負者が接続することによって,情報の一元化図ることができます。
- ●効果:
- 一般国道47号鳴子バイパス(平成10年度,建設発生土量:約15,000m3)では,宮城県の道路改築事業などと連携し,当初計画の土砂運搬距離20kmをおよそ3kmに短縮できました。
- 化石エネルギーの消費削減
- 効率的に建設発生土が利用されるため,ダンプによる運搬距離が短くでき,化石エネルギー(軽油)の消費量を約20,000リットル減らすことができました。 ※この量は,普通乗用車約400台分の燃料タンクを満タンにする量と同程度です。
- CO2排出量の削減
- ダンプの運搬距離を短くできることから,ダンプから排出されるCO2を約4t減らすことができました。 ※この削減量は,ケヤキ約190本が年間に吸収する量と同程度です。