エネルギー連携
道路施設で風力エネルギーを利用
道路に雪が積もった時に融かすロードヒーティングやトンネル内の照明などの道路施設に使われる電力は通常,商用電力によって賄われていますが,この電力を風力エネルギーの活用によって賄うよう取り組んだ例です。
システムの概要 事例個所:一般国道49号 中山トンネル
- ●効果:
- 風量調査(平成8年度)を基にシュミレーションにより算出した場合
- 化石エネルギーの消費削減
- 風力エネルギーの利用により,商用電力の消費が抑えられるため,化石エネルギーの消費も減らせます。
〈効果〉 年間電力発電量 約72万kw
※この電力量は,一般家庭(1戸当たり)の年間使用量の約220戸分と同程度です。 - CO2排出量の削減
- 商用電力の消費が抑えられることから,発電により排出されるCO2を減らすことができます。
〈効果〉 CO2排出削減量 約65t
※この削減量は,ケヤキ3,200本が年間に吸収する量とと同程度です。