産業間連携
建設廃材やカキ殻を生育基盤材に利用
道路などの法面を緑化するときの人工的な土壌(生育基盤材)として,道路事業からでるアスファルト殻や建設廃材(伐根,木材等)などの副産物を利用した例です。
副産物が道路を緑にするまで 事例個所:一般国道45号 大船渡三陸道路
- ●効果:
- 大船渡三陸道路では,道路事業から発生する副産物約300tと地域産業から発生するカキ殻などを活用して,法面の緑化工事を進めました。
- 〈効果1〉
- 一般的な生育基盤材を利用した場合と比較すると,およそ1,800万円(工事費)のコスト削減が図れました。
- 〈効果2〉
- 伐根やカキ殻等が約470t利用され,最終処分場の延命化が図られました。
[最終処分場建設費換算で,およそ170万円(約600m3)の効果となります。]