東北地方の風景街道

登録ルート紹介

黄花紅おうかくれないの東むつ湾ルート

ルート概要

 北前船の文化を残す野辺地町を起点とし、美しい農村風景の広がる横浜町に至るルートです。下北半島の付け根に当たる国道279号は、ホタテ養殖・なまこ漁などの漁業が盛んで風光明媚な陸奥湾を望み、自生するハマナスや日本有数の作付面積を持つ菜の花など、自然美と農漁村風景にあふれたルートです。海の幸・山の幸にも恵まれる食材の宝庫であり、自然を中心とした体験プログラムをはじめ、ゆっくりと散策するだけでも訪れる人々の心を和ます癒しのルートです。

ルート位置図

ルート位置図

ルート沿線の地域資源のご紹介

【学ぶ】常夜燈
常夜燈 1827年に、野辺地の廻船問屋野村治三郎が、建てたと言われ、国内に現存する中ではきわめて古い。
現在は野辺地の浜町にあり案内の看板が設置されている。

【学ぶ】日本最古の防雪原林
日本最古の防雪原林 野辺地駅の西側2kmにわたって続く約700本の杉林で、線路を守るため明治26年に植林された。
日本初の防雪林で、鉄道記念物にも指定されている。

【学ぶ】八幡神社
八幡神社 江戸時代から、獅子舞、神楽が伝わる八幡神社には18枚の能面が保存され、8月には例大祭が行われる。

【観る】旧野村家住宅離れ(行在所)
住所:青森県上北郡野辺地町字野辺地123−1
問い合わせ先:TEL 017-734-9919【青森県文化財保護課】
旧野村家住宅離れ(行在所) 明治9年7月と明治14年8月に明治天皇御巡幸の際に宿泊された行在所で、国の登録有形文化財に指定されている。
現在、保全や修復のための募金活動やイベントを行っている。

【観る】大豆田ゆとりの駐車帯
大豆田ゆとりの駐車帯 国道279号沿いにありトイレ・駐車場が備わってハマナスの花壇が設置されている。近くには東屋の休憩所とベンチがあり、陸奥湾を一望できる。

【遊ぶ】菜の花フェスティバル
菜の花フェスティバル 毎年5月第3日曜日開催、期間中は菜の花大迷路・菜の花マラソン・ヘリコプター遊覧飛行・コンサートといったイベントがある。

活動レポート

令和5年度

日本風景街道ポータルサイト ルート紹介ページ

ルートの魅力を向上させるための取り組み

7月子供達と菜種打ち作業(県事業)
7月子供達と菜種打ち作業(県事業)

8月福島キッズと菜種まき作業
8月福島キッズと菜種まき作業

国道279号道の駅よこはま交差点「立体花壇」の設置
国道279号道の駅よこはま交差点「立体花壇」の設置
▲「元気だ!東北」のキャッチフレーズとともに、街道を通る皆様に楽しんでいただけるよう手作り立体花壇を今年も設置(5月〜9月)している。