奥州街道 温故知新の道
ルート概要
奥州街道は、江戸日本橋を起点とする近世の五街道の一つで、青森県の三厩まで続く日本最長の街道でした。「奥州街道温故知新の道」は、このうち岩手県内の奥州街道・現在の国道4号沿線の街道沿いを活動範囲に、奥州街道会議と、沿線市町村の地域、民間団体、行政が連携しながら、取り組んでいます。街道に刻まれた歴史と、その周辺の史跡や食・文化、風景といった資源を掘り起こし、街道景観を活かした地域づくりを行いながら、地域をつないでいきます。
ルート位置図
ルート沿線の地域資源のご紹介
【観る】岩手・宮城県境の奥州街道 | |
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有壁宿(宮城県栗原市)から鬼死骸(一関市)へ。鬼死骸という地名は、坂上田村麻呂の伝承に由来する。(岩手県一関市) |
【観る】 |
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住所:岩手県胆沢郡金ヶ崎町西根城内・諏訪小路地区 | |
奥州街道114箇所の宿場のうち、唯一の伝建群に指定されており、現在はガイドの案内で観て回ることができる。 |
【観る】成田一里塚 | |
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住所:岩手県北上市成田第28地割73 | |
東西の塚がほぼ原型をとどめ、南側の二子一里塚とともに、県指定史跡となっている。 |
【観る】盛岡市鉈屋町 | |
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古い町並みなど城下町らしい雰囲気の漂う鉈屋町。宮古街道、遠野街道もここから始まっている。(岩手県盛岡市) |
【観る】浪打峠 | |
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歌枕の「末の松山」とも言われる峠。現在は地元の保存会も維持管理を行っている。(岩手県一戸町) |
【観る】 |
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住所:岩手県二戸市石切所 | |
長い間の浸食によって作られ、全国でも稀な大きさ。四季の景観も見ごたえがあり、奥州街道から分かれる浄法寺街道は、この下を通っていた。 |