桑折宿まちなか街道
ルート概要
「桑折宿まちなか街道」は福島県の中通り県北地域の県道国見・福島線及び町道4004線などを含む総延長約5kmのルートです。このエリアは、仙台藩伊達氏発祥の地として知られ、奥州街道・羽州街道の分岐点(追分)の宿場町として繁栄し、近代においては伊達郡役所を有する政治や蚕種生産の中心地として栄えてきました。半田銀山跡、旧伊達郡役所、追分、寺社群、蔵の町並みなどの地域資源が残されております。また、歴史的な資産を活用した魅力と活力のある地域づくりを目的に、街道を活かしたまちづくりを推進しています。
ルート位置図
ルート沿線の地域資源のご紹介
【観る】旧伊達郡役所 | |
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住所:福島県伊達郡桑折町字陣屋12 問い合わせ先:TEL 024-582-5507【桑折町文化記念館】 |
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総二階建で、塔屋を頂く大規模な擬洋風建築様式の建物で、昭和52年6月国指定重要文化財に指定されています。 |
【観る】奥州・羽州街道追分 | |
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住所:福島県伊達郡桑折町谷地字追分1 問い合わせ先:TEL 024-582-2126【桑折町産業振興課】 |
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復元整備により、道標と東屋、江戸期に現存した道標などが設置され、当時の様子を思い描くことができます。 |
【観る】阿武隈川周辺の桃畑 | |
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住所:福島県伊達郡桑折町大字伊達崎字大畑向地内 | |
約120haにも及ぶ桃園。4月中旬には、桃の花が一斉に開花し、まさに桃源郷のような景観を醸し出してくれます。 |
【観る】 |
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住所:福島県伊達郡桑折町字上町4 問い合わせ先:TEL 024-582-3129【桑折町生涯学習課】 |
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嘉永年間に無能上人が再興した寺院。境内にある「御蔭廼松」は、明治天皇が御巡幸の際に命名。樹齢450年と言われています。 |
【観る】桑折寺山門 | |
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住所:福島県伊達郡桑折町字新町32 問い合わせ先:TEL 024-582-3129【桑折町生涯学習課】 |
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伊達氏十五代晴宗が米沢城に移る際に伊達氏の居城であった西山城から移築されたものと伝わっています。 |
【もてなし】 |
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住所:福島県伊達郡桑折町字北町7−1 問い合わせ先:TEL 024-582-6007【桑折御蔵】 |
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明治時代に建てられた蔵を改装して作った、町民や来町する方々へ情報を発信するアンテナショップです。 |
活動レポート
ルートの魅力を向上させるための取り組み
ホタル広域連携 |
▲桑折町はゲンジボタルの名所で、街道で繋がり同じくホタルの名所である宮城県七ヶ宿町・山形県高畠町と連携し、魅力的な観光資源の創出に取り組んでいます。 |
西根堰ウォーキング |
▲H22年度に土木学会選奨土木遺産となった「西根堰」は、松尾芭蕉が歩いた奥の細道でもあり、これを活かした事業展開を実施するため、地元観光協会と合同で地域資源・歴史的資源の発掘を行いました。 |
「桑折宿」奥州・羽州街道まつり |
▲奥州街道と羽州街道の分岐にある宿場町として栄えた桑折宿。歴史的背景をテーマに、街道沿線各地の名産品PRなどのイベントを実施しています。 |
桑折御蔵 |
▲おもてなし処・観光案内の場として、女性がボランティアで運営しています。「桑折さんちのだんご汁」がおいしいです。 |