月山ダム見学記 
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CONTENTS
水源地域ビジョン
策定組織
月山ダム水源地域や流域の現状
基本理念
基本方針と具体的施策
推進体制
優先的取組施策
策定を経て
ネットワーク活動内容
ネットワーク会議
推進協議会
プロジェクト
月山ダム水源地域ビジョンの優先的取組施策
優先施策とは

優先施策とは、取組・施策の実施・展開において、「住民や関係者の意欲や関心が高いもの」、並びに「当該地域ですぐに対応が可能と思われるもの(取組・施策に関連した取組実績がある団体・機関の存在等)」、「これらの取組を実行する上で必要と思われるもの」とし、取組・施策の実施や達成時期の目標ごとに、
(1)概ね3年以内のものを優先施策(2)5年以内のものを中期施策
(3)10年以内のものを長期施策
と設定いたしました。また、(1)の優先施策のなかでも特に優先的に実施すべきものを「重点取組・施策」としました。


重点取組・施策
月山ダム水源地域ビジョンの具体的な取組・施策を実行するにあたり、先行してすぐに取り組む施策を重点施策としました。

施策1 水に親しみ自然を学べる親水空間の整備
多様な水辺環境の保全・再生とともに、やすらぎや憩いの水辺や、地域の子供たちが身近に水にふれあい、水辺の環境や水の大切さ等、自然を学べる親水空間の整備も併せて実施し、水環境保全に対する意識の向上を図ります。 水辺写真

施策2 ダム湖を含めた水辺の学習環境の創出・整備
あさひ月山湖や赤川、梵字川、大鳥川など水源地域の河川で、水にふれる環境学習のプログラムを開発するとともに、現在実践されているプログラムをさらに推進します。水とふれあうことを通して水環境保全に対する意識の向上を図ります。

施策3 庄内あさひの歴史・文科を活かしたイベントの開催
内外に水源地域や赤川流域の歴史・文化を伝えるため、六十里越街道などの歴史古道や建造物、田植踊りや郷土料理など有形・無形の歴史・文化的資源を活用したイベントを活性化します。現在、行われているイベントとの積極的な連携・活用も考えられます。

施策4 庄内あさひツーリングプログラムの開発、整備

地域固有の資源を活かしたツーリズムプログラムの開発、整備を行います。プログラムの内容としては、「豊かな自然をテーマとしたもの」「歴史・文化をテーマとしたもの」「農業・林業などの生業をテーマとしたもの」「地域の伝統と暮らしをテーマとしたもの」が考えられ、そのフィールドは、「あさひ月山湖や赤川流域」「歴史・文化的地物」「森林・農地」などが考えられます。

ツーリズムプログラムの構成軸 模式図


施策5 水質を悪化させない湖面活用の検討

水道資源としてのダムの水質や保全を前提に、あさひ月山湖の活用方法等を検討したうえで、活用内容や体制の整備を図ります。活用内容は安全対策にも十分配慮したものとし、必要に応じて水に接するポイント等の整備を推進します。 ダム湖面写真

施策6 水源地域の活動団体の設立
水源地域の活性化を実践していく担い手づくりを行います。担い手は水源地域や流域等で活動しているNPOや個人の中から希望を募って水源地域の活動団体を設立し、今後策定されるビジョン等を活かして主体的に活動を実践していきます。また、安定した活動のため、他の地域の団体や機関等との活用の他、将来的には法人格を取得することも考えられます。

施策7 推進体制の整備
水源地域の活性化の効率的かつ接続的な実践のためには水源地域の活動団体やコーディネーター、水源地域や流域の住民・団体・行政・学校・大学・企業等多様な人たちが、その特性に応じて役割を分担し、活動に関わっていくことが重要です。そのため、ビジョン推進体制の整備を行います。

施策8 水源地域や流域の資源の広報コンテンツ制作
月山ダムの必要性・有用性等の情報、水源地域や流域の多様な資源や取り組み等の情報等を常時発信できるよう、広報コンテンツを作成する。具体的な発信手段としては、パンフレットやホームページ等が考えられます。

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