月山ダム見学記 
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CONTENTS
水源地域ビジョン
策定組織
月山ダム水源地域や流域の現状
基本理念
基本方針と具体的施策
推進体制
優先的取組施策
策定を経て
ネットワーク活動内容
ネットワーク会議
推進協議会
プロジェクト
月山ダム水源地域ビジョンの基本方針と具体的施策
   
1)自然環境や農地に親しみ守り活かす
方針1
梵字川は平成12年に山形県が行った水質調査で「きれいな川」の第1位にランクされ、ミネラルウォーターも販売される等、下流の赤川も含めて非常に良好な水質を保っています。月山ダム湖は流域の「水がめ」として、良好な環境を保全していくことが望まれます。

方針2
朝日地区の豊かな自然は、全国有数の米どころである庄内平野の美田をはじめとする農地を涵養する源です。 また、月山ダム上流域一帯は「磐梯朝日国立公園」に指定されており、広大な原生林には大型哺乳類や猛禽類等貴重な種も見られるなど、 非常に良好な環境が残されており、地域の資源としての自然環境を再認識することが期待されます。
3)様々な活動に協力し支える
方針6
水源地域の意義や役割を流域全体として共有化し、地域内や中下流、さらには他地域との様々な交流や連携によって、交流人口の増加とともに連携・恊働による取組の活発化を図ることにより、広域の人々が水源地域を様々な面で支えていくことが重要です。

方針7
交流の活発化には、地域の活動を積極的に支援していくことが重要となります。
それには、広域な流域・連携を推進・発展させていくための交流活動を仕掛け、先導し、運営を行っていくための核となる担い手や、活動や人材を有機的に調整することができる交流活動のコーディネーターの育成が必要であり、このような人材の育成は、将来最も重要となります。
   
2)水源地域の資源を再発見しつなぐ
方針3
流域には中世以来、山岳信仰の霊山となっている出羽三山をはじめ、六十里街道、国重要無形民俗文化財に指定される黒川能等が知られています。その他、今日ではただひとり熊鷹の「鷹匠」の存在等貴重な伝統文化が数多く残っており、その魅力を内外、そして未来へと伝えて行くことが必要です。

方針4
豊かな自然環境を活かしたレジャーやアウトドアスポーツ等が、人気を獲得していることから、豊かな自然を活かしたアウトドアスポーツ、歴史文化を辿る体験、特産品を活かした観光農園・体験農業等の総合産業化、イベントの充実等を図り、従来の観光業との多彩なつながりをつくることで、地場産業の活性化が期待できます。

方針5
ダム周辺には、インフォメーションホール、多目的広場、展望台、さくら公園等が整備されています。これらの施設の魅力向上を検討しダムの役割を含め、情報発信拠点、体験・学習の拠点として活用されることが望まれます。
   

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