関東地方の記録的な大雨により鬼怒川で大規模な氾濫が発生、東北地方でも同規模の大雨により甚大な被害が発生。
５００ミリを超える大雨が、どこでも起こりうる事象に。

• 気象概要：
  台風第18号や前線の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となり、関東地方と東北地方では記録的な大雨となった。7日から11日までの総雨量は、関東地方で600ミリ、東北地方で500ミリを超えたほか、9月の月降水量の平年値の2倍を超える大雨となったところがあった。9月9日から11日にかけて関東地方及び東北地方で発生し甚大な被害をもたらした大雨について、気象庁は「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。
  （出典：平成27年（2015年）全国災害時気象概況［気象庁］）
• 被害概要：
  宮城県／死者 2人、全半壊 580棟、一部破損 308棟、床上床下浸水 868棟
  福島県／全半壊 6棟、一部破損 20棟、床上床下浸水 390棟
  （出典：平成27年台風18号による大雨等に係る災害状況等について（第40報）［消防庁応急対策室］）

関連事業等

・吉田川床上浸水対策特別緊急事業（国）［北上川下流河川事務所］
・吉田川床上浸水対策特別緊急事業（宮城県）