沿革

 秋田南バイパス(はまなすロード)は一般国道7号秋田市浜田境川から秋田市八橋戌川原までの延長8.5km、標準幅員30mの大規模バイパスです。
 昭和50年から事業着手し、昭和61年に雄物大橋を含む2.19km、平成2年に3.3km、そして平成15年3月に残りの3.01kmが完成し全線開通しました。
 このバイパスが整備されたことにより、渋滞が大幅に緩和され、渋滞損失額が年間約48億円も節減されると試算されます。
 また、この道路の施工にあっては環境についても配慮し、臨海大橋のすぐ近くにあるサギの大きなコロニー(営巣地)では、毎年たくさんのサギの子供が巣立っています。
 さらに日本海から吹く季節風を利用した風車『たいよう』は、1年間に約290軒分の電力を発電し、橋のロードヒーティングやトンネル・橋の照明に役立てています。

風車「たいよう」と勝平はまなすトンネルと臨海大橋


渋滞する一般国道7号(茨島交差点)

スムーズな流れの一般国道7号(茨島交差点)