沿革

 雄物川に流入する古川は、秋田市仁井田地区の住宅地を流れ、近年、秋田市の新興住宅地としての急速な宅地化によって、生活雑排水等の影響で水質の悪化が進んでおり、夏季の渇水時には悪臭を放っていました。
 そこで、平成6年から事業に着手し、古川水路の付替を行うとともに、河川公園内の親水空間としての生態系や周辺環境に配慮した水質浄化施設として、水辺ではよく見かけるガマ・マコモ等の植物による浄化機能を利用した浄化池を主体とする延長約2kmの施設整備を行い、平成10年度に概成しました。




古川水質浄化事業の概要
植栽直後
6ヵ月後
第一植生浄化池の植生状況