保全技術の支援-道路
路面下空洞調査
道路に突然に陥没が発生した場合は、重大な事故に直結することになります。
そのため、道路陥没の事故防止のために、電磁波レーダを搭載した車両などにより、路面下の空洞調査を実施しております。
路面下空洞調査の状況
東北技術事務所の取組み
平成6年から令和2年度までに車道部13,211km、歩道部789kmの調査を実施しました。(測線長)
『東北地方における空洞発生原因:全586個』
原因①: 地下埋設物の破損による土砂流出
原因②: 地下埋設物部の地盤のゆるみ
原因③: 大型地下構造物施工時の地下残置物の影響
原因④: 雨水浸透、地下水の変動による影響
原因⑤: 護岸部の土砂吸出し
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空洞が浅い位置に発生している場合、路面陥没の危険性が高くなることから、そのような異常の可能性を発見した場合は、補修などの対策が講じられるよう必要な技術支援を行っています。