2022年07月28日現在 | |
「国道4号 鏡石拡幅」全線4車線開通後の交通状況(2022年07月28日) | |
「国道4号 鏡石拡幅」久来石交差点〜鏡石町役場入口交差点間の4車線化が完了 令和4年3月16日(水)9時00分から交通切替(2022年03月08日) |
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2022年02月工事状況を掲載しました(2022年02月22日) | |
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● 鏡石拡幅
国道4号鏡石地区では交通量の増加に伴い交通交雑が著しいため都市生活に支障をきたしております。鏡石拡幅はこのような現状に対処するため、鏡石町久来石から同町高久田までの延長4.5km区間について4車線拡幅を行い交通混雑の解消と良好な都市環境の確保等を図るものです。 |
朝夕の混雑が激しい国道4号鏡石地区 |
【事業経緯】
平成15年度 | 都市計画決定(平成15年5月) |
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4車線化拡幅事業に着手 | |
「鏡石町久来石〜同町高久田」 L=4.5km | |
平成19年度 | 用地補償着手 |
平成21年度 | 工事着手 |
平成24年度 | 鏡石町役場入り口地下歩道完成 |
平成25年度 | 不時沼地下歩道完成 |
平成27年度 | 開通目標を公表:平成31年度 鏡石中央〜高久田間 2.3km |
【標準横断図】
単位:m |
交通混雑の解消
・鏡石拡幅区間の混雑度は、福島県内の国道4号の中で最も高く、交通量が交通容量を大幅に超過しています。
・また、鏡石拡幅区間には、主要渋滞ポイント(不時沼交差点)が存在し、最大約1,600m(下り)の渋滞が発生し、速度が20km/h以下まで低下しています。
・鏡石拡幅の整備によって、充分な交通容量が確保されることで交通の円滑化が図られ、混雑の緩和が見込まれます。
鏡石拡幅区間の渋滞状況 |
【事業の必要性】
交通事故の軽減と狭い歩道の解消による安全性の確保
・鏡石第一小学校の通学路に指定されていますが、歩行者が巻き込まれる事故も発生しており、通学児童が交通事故に遭遇する危険性があります。
・交通事故による危険性を軽減するために鏡石拡幅の整備が必要とされています。
鏡石第一小学校前の交差点 |
東北縦貫自動車道の代替路確保
・国道4号と並行する東北縦貫自動車道(矢吹IC〜須賀川IC間)では、年間約5回・約21時間(H17〜H21上下平均)の通行止めが発生しており、その要因の半分以上が冬期の雪に起因しています。
・東北縦貫自動車道が通行止めとなった場合、国道4号の旅行速度は著しく低下し、代替路線としての機能が低下することから、広域幹線道路の自然災害等に対する信頼性を確保するためにも、鏡石拡幅区間の整備が必要となっています。