浜尾遊水地(須賀川市浜尾)において、湿地型ビオトープとして整備したヨシ原を中心とした周辺にシロサギが飛来しており、次第にその数も増えてきているようです。
(情報提供:「浜尾遊水地自然再生協議会」田口士郎様より)
浜尾遊水地のうち、「保全ゾーン」「水辺の回廊ゾーン」と位置づけられた部分の利用や整備については、平成15年に「浜尾遊水地利用ワークショップ」を開催し、地域の皆さんと整備計画をまとめました。
遊水地内の旧川跡の周辺エリアを湿地型ビオトープとする計画が決定され、その計画に基づき、ヨシ原(2ha)や蛇行水路などを平成15年度に整備を終え、今後は自然の環境の変化を見守っていくこととしています。
観察の際には、シロサギだけでなく周辺に生息している動物などを驚かさない、植物などを荒らさない、ゴミなどは持ち帰る、さらに他の方々の迷惑になる行為(犬の放し飼いなど)はしないなど、マナーを守った行動をお願いします。
現在、市民団体により、ヨシ原周辺の清掃活動や水質検査などが定期的に行われています。
今後も、市民団体など地元の協力を得ながら、ヨシ原や旧河道の整備後の自然遷移の状況をモニタリングしながら、段階的な整備や維持管理を行っていく予定です。
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