ふくしま夢大地 記者発表
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トップ > 記者発表更新履歴 > 浜尾遊水地、今年の洪水から機能発揮
 
 
補足事項  
 
(1)阿武隈川平成の大改修
 県内で11名が亡くなった平成10年8月の集中豪雨を受け、国土交通省福島河川国道事務所では抜本的な治水対策として「阿武隈川平成の大改修」を各地で進め、無堤地区の解消、堤防強化、排水ポンプの整備等を実施した。浜尾遊水地整備も平成の大改修の一環である。

(2)東北地方の遊水地
 東北地方整備局管内の遊水地としては、山形県の大久保遊水地についで二番目の完成となる。面積については、現在事業中の一関遊水地、大久保遊水地についで三番目です。

(3)越流堤
 遊水地において堤防の一部を低くした堤防。河川の水位が一定水位(越流堤の高さ)に達したときに、越流が生じるところ。

(4)遊水地の効果
 浜尾遊水地は、越流堤から河川水が流入するような大洪水(10年に1回程度の確率)に対してはその効果を発揮するが、越流しないような中小洪水では流量調節効果はない。平成10年8月洪水と同規模の洪水が来たときに、阿武隈川の最大水位を最も効率良くカット(90m/S)できるように設計されている。




(5)平常時の地内利用
 昨年に開催した浜尾遊水地ワークショップにより、遊水地内の旧川跡の周辺エリアを湿地型ビオトープとするする計画が決定された。その計画に基づき、よし原(2ha)や蛇行水路などを整備した。
 

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