昭和35年8月2日~3日、低気圧の影響で大雨となりました。
はじめは県北で降っていましたが、その後田沢湖(たざわこ)周辺に集中し、田沢湖南岸の田子の木(たごのき)観測所(東北電力)では、1時間の雨量が最高で99mm、そして3日の2時~21時の総雨量は405mmという、ものすごい集中豪雨でした。
そのため、田沢湖町の生保内川(おぼないがわ)で土石流(どせきりゅう)が発生し、堤防が壊れてはんらんしてしまいました。
土石流は生保内地区(おぼないちく)をのみこみ、死者・行方不明者(ゆくえふめいしゃ)15人、浸水被害(しんすいひがい)2,500戸以上など、地区は壊滅的(かいめつてき)な大被害を受けました。 |