騒音対策の効果及び現況について
道路交通騒音をより一層の低減するため、道路管理者が行う騒音対策として、低騒音舗装や遮音壁設置等の沿道環境対策やバイパス整備等の交通流対策等を推進しています。 この項目では、騒音対策の効果及び現況についてご紹介します。
この項目では、さらに多くの騒音対策の詳細などについてご紹介するページを増やしていきます。
- 騒音低減効果のある高機能舗装について
[通常舗装] |
[高機能舗装] |
タイヤ溝と舗装面の間に挟まれた空気の逃げ道がなく、空気圧縮騒音、膨張音が発生する。 | 空隙に空気が逃げ、音が生じにくい。 |
- 騒音低減効果のある高機能舗装について
自動車が走行するとき、タイヤと路面の間に空気が入る。この空気が、圧縮・膨張し騒音を発している。高機能舗装は、こうした空気を舗装の中に逃がすことができ、騒音を3db程度低減する効果がある。
- 高機能舗装の効果
高機能舗装の効果は、自動車の走行速度に応じて効果は変化するものの、概ね平均的に3dBの効果がある。この3dbの効果は、交通量が半減したことに相当する。
- 高機能舗装の敷設延長
国土交通省では、騒音対策として高機能舗装を積極的に敷設しており、平成14年度時点では評価区間の22%にあたる1,931kmにおいて高機能舗装を敷設している。