フットパスって何?

◆フットパスとは

「ハイキングなどで歩く人のための道」、「歩くことを楽しむための道」のことを言います。

※「フットパス」という言葉は、英国において同種の小みちが「Foot Path」と呼ばれていることから用いているものです。

図
河畔林の中を自然を満喫しながら歩く。

◆フットパスをかたちづくるもの

●道(自然を活かした いろんな道) ※民有地における通行も可能

●道しるべ(杭や矢印 等)

●自然(湖畔や川辺、山、草原 等々)

●情報スポット(説明用の看板 等)

●美しい街並み、歴史的な構造物

●トイレや休み場所

●起点となる駐車場や駅

写真01
案内サイン

◆フットパスの魅力

●現在の観光スタイルは、車やバスなどで観光スポットを見るだけで、地域が有している本来の魅力を感じることができません。

フットパスでは、ゆっくり歩きながら、乗り物では通りすぎてしまうような道の途中にある歴史、文化、自然、食など、地域の魅力をおもいっきり感じることができます。

写真02
美しい街並みや歴史的な建造物

◆「最上川フットパス」整備のねらい

 最上川とその周辺の魅力ある場所を「フットパス」で結ぶという河川整備を国、市町村、地元住民の皆さんが一体となり、地域を訪れる人に喜んで散策してもらえるコースを造ろうというのがねらいです。

 川から街、街から川という結びつきを強め、これまでにない魅力あふれる散策コースづくりを行い、たくさんの方々に訪れていただくようになれば、地域活性化の支援にもつながります。

写真03
歴史ある街並みを歩く

◆最上川フットパスのコンセプト

最上川の特徴や魅力を活かすようにします。

沿川の観光資源とうまく結びつけるようにします。

●本当は魅力いっぱいなのに、今までは立ち入ることが難しかった川辺やガケ沿いにひなびた小みちを整備し、「魅力」と「魅力」を連続させるようにします。

●地域住民と連携し、一部コースを民地に設定する等により、今までにない変化のあるルート設定とします。

「まるごと体感 最上川」

 美しい自然を持つ最上川と、その周辺の自然や地域の歴史・文化等の観光資源を「フットパス」によって結び、自然に親しみながら多様な体験ができ、歩く楽しみのある空間を整備します。特に、川辺のコースでは、川を渡ったり、水に触れたり、環境学習もできるなど、最上川をまるごと体感できるような整備を行います。

◆最上川フットパスづくりの体制

 フットパスの整備にあたっては、国と地域の方々が役割分担をしながら、一緒になって整備をします。

国土交通省による河岸沿いの小みちの整備

土地所有者の協力による私有地の通行許可

自治体の協力による休憩施設や案内板等の整備

市民団体や商工会等の協力によるクリーンアップ等の維持管理

ページトップへ