新年度一発目!
2号橋上部工の臨時安全パトロールが行われるということで、チームCSGも同行し、施工状況を見学させていただきました(*^^*)
あるく第14回(2018年11月)では下部工を見学しました。 前回見学した時は高さ31mだった橋脚も施工が完了。 2020年7月からは橋脚~2号トンネル・R342号をつなげる橋梁工事(上部工)を行っています。 |
今回はパトロールが行われない間の月(5・7・9月)に行っている臨時の抜き打ちチェック。 春になり、高~いところで工事が稼働している2号橋上部工の工事現場が対象になりました。 |
各職員でチェック項目を確認。 適切に管理されているかを目視でチェックしていきます。 安全チェックは各職員にお任せし、チームCSGは施工状況の見学をさせていただきました。 |
上部工の工事は初見なので、概要をご説明していただきました(*^^*)
とってもわかりやすい横断幕!
橋脚部分からスタートし、地上からの支持無しに鉄筋の組み立て・コンクリート打設等を繰り返し、左右にバランスを取りながら施工していくそう。 (カンチレバー工法というそうです!) 詳しくは以下の画像をご覧ください(*^^*) ※左図を拡大したものです↓↓↓ |
いざ!フルハーネスをつけてエレベーターに乗り張出施工部の見学に向かいます!
エレベーター設置高さは、最大積雪5mを想定して地上9m地点に設定しているそうです。 (ちなみに今年の積雪実績は橋脚周辺で4m程度だったそうです⛄) 35.4mをエレベーターで移動! (地上から橋面までは44.4m) エレベーター内はスケスケなので、高所恐怖症の人には辛い空間:( ;˙꒳˙;): |
到着! 取材時は11ブロックを施工中でした。 |
チラッとダムサイト |
2号トンネルの坑口までもう少し! |
これは2018年11月取材時の目線。 かなり近くなりましたよね(*^^*) |
…? この注意書きは? |
…! 足元にも! |
【R342号上空】と書かれた注意書きを境目に足元にも喚起表示が貼られています |
注意書きのとおり、下にはR342号が通っています。 万が一、注意エリアから資材や物が落ちた時に通行中の車がいたら・・・ 大惨事になりかねません。 |
そのため、施工現場内でも国道直下エリアとそれ以外の場所を区切り、直下エリアには資材など何も物を置かないようにしているそうです。 安全を考慮した注意書きでした(*^^*) ☜は注意エリア外。 資材などはこの中にまとめて置かれてました。 |
このワーゲン(移動式作業車)を進めて、鉄筋の組立てやコンクリート打設を進めます。 |
ワーゲンが落ちていかないように道路部分(上床版)にしっかり固定。 |
鉄筋を組立て中。 |
ハーネスを固定して先端ギリギリへ! 結構怖い・・・。 |
特別に内部に潜入させてもらいましたが、残念ながら撮影NG( ;∀;) 中は大人の男性が立って歩けるくらい広い空間になっていました。 (監査廊みたいな感じ。) その空洞はNTTなどの電線が入る予定だそうです。 |
そして、こちらの工事もICT活用! GPSで橋のたわみを監視しているそうです。 異常があると、スマートフォンに通知が! |
現場内には監視カメラと風速計も設置されていました。 現場から離れていても作業の様子や現地の天気状況を確認し、指示を出すことができます。 その他、スマホアプリのスマートウェザーで天候や風速、放射線量なども確認できるそう。 情報がこまめに更新されるので、夏場は熱中症対策にも役立っているそうです。 |
また、2号 トンネルに定点カメラを設置していて、タイムラプスで橋の施工~完成を撮影中だそうです。 一般向けにYouTubeでの公開を考えているそうですよ(*^^*) |
見学終了! またエレベーターで地上へ降ります。 (☜クリックすると動画が再生されます※36.9 MB) |
ちなみにエレベーターにはカッターが備えつけられていました。 その理由は・・・ |
エレベーターに乗っていて何らかのトラブルが発生し、本当に本当にどうにもならないときにネット(左図の青いネット)を切り裂いて階段に飛び移り、脱出するようでした(笑)
そんなダイ・ハード的事態は避けたいですね・・・。 |
トラブル解決のフローチャートがありましたが、多分本当に焦ってたらこのフローチャート読める自信がない(笑) |
お忙しい中、案内を担当してくださったIHIインフラ建設の皆様ありがとうございました! これからも安全に工事を進めてください(*^^*) そして、これからの季節は熱中症にお気を付けください! ※この工事現場はR342を岩手県一関・栗駒山荘方面に向かう道中にもチラッと見ることができます☆ |
第37回 FM放送で建設業の魅力を語ってきました! 第39回 原石山工事の見学に行ってきました!~Part.1 発破編~