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ヤナギ河畔林は、北上川の樹林を代表する環境タイプで、一関よりも上流に広く分布しています。北上川では主にシロヤナギで構成され、ほかにはタチヤナギやカワヤナギなどが含まれます。低木林は水際に多く、高木林は比較的水際から離れたところに見られます。 樹林を好む多くの生き物が生息場として利用しています。夏はホトトギスやカッコウの声がきこえ、冬はエナガが山から下りてきます。シジュウカラは年中みられます。コムラサキというチョウの幼虫はヤナギの葉を食べて育ちます。ノコギリクワガタやカブトムシもヤナギ類の出す樹液に集まります。水際に張り出した木陰に魚が集まり、それをゴイサギなどが狙っているのが見られるかもしれません。 |
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オナガシジミ
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ミドリシジミ
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クルミハムシ
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カメノコテントウ
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オトシブミ
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コムラサキ
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ルリハムシ
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ヤナギ
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オニグルミ
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