平成10年8月洪水で阿武隈川水系は大きな被害を受けました。このため、今後同程度の洪水が発生した場合でも、安全に洪水を流下させることができるように、様々な検討がなされました。 浜尾遊水地は、洪水時に川を流れてくる水の一部を一時的に溜め込み、下流側へ流れる水の量を減らします。また「平成の大改修」では、堤防の整備や河道掘削を行い、川の断面を大きくします。これにより、浜尾遊水地と一体となって下流の洪水被害を軽減しようとするものです。
●遊水地とは?
遊水地は、洪水時に河川水を一時的に流入させて溜め込む施設で、これにより下流部の水位を低下させ、洪水被害を防止・軽減することができます。
●現在の様子は?