![]() 七ヶ宿ダムの治水
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![]() ![]() 台風や大雨の時には、ダムに流れ込む水1,750m3/sのうち1,500m3/sを貯めて、下流へ流す量を250m3/s以下にします。 また、雨や雪解けにより250m3/s以上の水が流れ込んできた場合には、下流へ流す量を250m3/s以下にします。 この洪水調節により、白石川下流及び阿武隈川下流域の洪水被害を小さくします。 ![]()
●計画洪水流量と放流量(昭和25年のデータによる) ![]() ![]() 七ヶ宿ダムでは完成以降、流入量250m3/sを超えた場合に洪水調節を行い、下流域における洪水被害の低減に役立ってきました。 このうち、平成14年度、7月11日の台風6号による出水では過去最大の出水を記録しましたが、ダムからの放流を最大限に抑えることで、下流域における洪水被害の低減を図ることが出来ました。 ●七ヶ宿ダムの洪水上位20 (R2.7.30 現在)
●ダム完成前に起きた洪水の様子
上の写真のようにならないように、洪水調節を行っています。 七ヶ宿ダム下流 洪水浸水想定図 (想定最大規模)白石川水系七ヶ宿ダム下流 洪水浸水想定図(想定最大規模)1.説明文 (1)この図は、阿武隈川水系白石川に位置する七ヶ宿ダムの下流河川区間[七ヶ宿ダム~蔵本堰堤]について、七ヶ宿ダムで異常洪水時防災操作を実施するような規模の降雨による浸水想定範囲、及び浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。 (2)この浸水想定図は、令和2年3月時点の白石川の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して、七ヶ宿ダム地点において想定し得る想定最大規模の降雨により七ヶ宿ダムで異常洪水時防災操作を実施した場合のダム下流白石川沿川の浸水状況をシミュレーションにより予測したものです。 (3)なお、このシミュレーションの実施にあたっては、ダム下流白石川以外の河川の氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫、内水による氾濫等を考慮していませんので、この浸水想定が示されていない範囲においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。 2.基本事項 (1)作成主体 :国土交通省 東北地方整備局 七ヶ宿ダム管理所 (2)ダム管理者 :国土交通省 東北地方整備局 七ヶ宿ダム管理所 (3)河川管理者 :宮城県 (4)対象となる河川 :阿武隈川水系白石川 (区間) 七ヶ宿ダムから白石川 蔵本堰堤まで (5)表示年月日 :令和2年8月7日 (6)指定の前提となる降雨 :ダム流域の2日間総雨量715.3㎜ (7)関係市町村 :白石市 3.白石川水系七ヶ宿ダム下流 洪水浸水想定図(想定最大規模) 【PDF:2,259KB】 |