平成23年2月24日(木)
路面補修作業を行います!
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暖かくなってきて、ようやく道路の雪が消えてきました♪ 嬉しい…(泣)
さて、雪も一段落ついたところで、3月にかけて「パッチング」という路面補修作業を行います!
「3月は予算消化で無駄な道路工事をしている」と思っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
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冬、舗装面からしみこんだ水に内側からも痛めつけられ、 路面はこんな状態に。
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ひと冬越すと路面は穴やひび割れでボロボロです。そのままにしておくと危険ですし、状態がさらに悪化して大規模な補修が必要になる可能性もあります!
年度末のあわただしい時期、補修作業に伴う交通規制でご迷惑をおかけしますが、皆さんが安心して道路を利用するためにどうしても必要な作業です。ご理解いただくとともにご協力をお願いします。
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道路巡回では応急処置をしています
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銀河大橋にはこんなに大きな穴が! |
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パッチング。アスファルト材を敷き… |
機械で圧力をかけて平らにします。 |
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道路に散布する凍結抑制剤、その正体は食塩でおなじみの塩化ナトリウム、塩です。
凍結抑制剤は、カーブや坂道、日陰、橋、交差点などの、凍りやすく車両走行への影響が大きいところに凍結抑制剤散布車で散布しています。
水国の管理区間は片道約86q、往復で約172qあります。そのうち約5割が薬剤散布対象区間です。
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どーん。塩の1トンパックです。 |
対象全区間に薬剤散布する場合、1回あたりなんと約3,700sの塩を使用します。
たくさん使うので、買うのも大量です。塩の1トンパックってそうは見ないですよね! 量はともかく、中身は家庭で使っている普通の塩と同じ成分です。
塩には水の氷結点を下げる効果があり、散布すると道路が凍りにくくなります。発熱して氷を融かす融雪剤と違って、散布してすぐ効果が出るわけではありませんが、散布後数時間は効果が続きます(気温や路面温度、気象条件により時間が短くなることもあります)。
塩を散布しても凍結を完全に防止することはできません。凍結路面通行の際は、くれぐれもご注意ください!
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人力では持ち上げられないので、 クレーンでつりあげます。 |
オペレーターは2階です。どこかにぶつけたら 塩の雨が降ることに…。
緊張の作業です。 |
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凍結抑制剤散布車への積み込みの様子。
塩が滝のようです。 |
薬剤散布中の様子。散布車後部に見える
白い線状のものが塩です。 |
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平成23年2月17日(木)
金ケ崎大橋交通規制について
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金ヶ崎大橋の交通規制で大変ご迷惑をおかけしております。
先週より金ヶ崎大橋下り(盛岡方面車線)の欄干(「橋梁用防護柵」といいます)の交換作業を行っているため、日中片側交互通行となっています。
待ち時間や規制場所をお知らせする看板の設置が不十分だったため、道路利用者の方から「案内が不適切だ」とのご指摘を受けるなど、利用者の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
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新たに設置した予告看板です。 |
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ご指摘をふまえ、国道4号の上下線計8箇所に事前の工事予告看板と、待ち時間を表示した看板を設置しました。
また、工事案内と同様にご指摘をいただいた迂回路の案内につきましては、通常であれば岩手県道270号西根佐倉河線(金ヶ崎大橋と並行し東側)を迂回路としてご案内するのですが、こちらも現在工事のため片側交互通行規制となっています。そのため、迂回案内は見送らせていただきました。
金ヶ崎大橋の工事に伴う規制は2週間程度を予定しております。渋滞が発生しないよう交通の流れを注視するとともに、早期の交通規制解除に向けて安全かつ円滑に作業を進めていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 |
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2月2日(火)、花巻東バイパスにて銀河大橋の雪下ろし作業を行いました!
左の写真が銀河大橋です。アーチが特徴的なデザインですが、そのアーチ部分に雪が積もって氷結してしまうことがあります。
気温が上がったときにきれいに氷が融けてくれればいいのですが、凍ったまま車道や歩道に落ちてくることもあり、とても危険です。
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アーチ部分の横桁に積もった雪を下ろします。 |
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この週は気温上昇が予想されたため、雪や氷が落ちてくる前に雪下ろし作業を行うこととしました。
作業は人力です。高所作業車に作業員を乗せ、横桁を一本ずつ除雪していきます。
使用した高所作業車は25mクラス。写真からもおわかりいただけるかと思いますが、すごく高いところでの作業です。高いだけではなく横風も強く、見ているだけでちょっと脈拍が速まります。
さいわい当日は天気にも恵まれ、約5時間で無事に作業を終えることができました。
通行規制にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 |
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高い・・・。まだ3本目なのに高い・・・。 |
落とした雪が太陽を反射しています。 |
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水国管内には12か所の横断歩道橋と5か所の横断地下道があります。
そのすべてにロードヒーティングが設置されていて、冬でも安心して通行できるようになっています。
といっても、どこがどう暖まっているか、見た目には全然わからないですよね?
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もしこの階段が凍っていたら……! |
歩道橋や地下道の舗装(自転車用スロープ以外の歩行部分)の中には電熱線が通っています。電気を流すことで電熱線が暖められ、路面温度が上がり雪や氷を溶かします。
電熱線はまんべんなく張り巡らされているので、どこが暖まっているのか分からないほどきれいに、雪や氷を溶かすことができるのです!
歩行者の皆さんがその存在に気づくとしたら…、それはロードヒーティングが故障して、歩道橋や地下道が雪に埋もれたときくらいだと思います。
そんなことにならないよう、水沢地区道路照明外維持補修工事では秋のうちに機器の点検修理を行い、さらに冬になってからも作動状況を確認しています。
道路利用者の皆さんが違和感なく道路を利用できるということは、実は何ヶ月にもわたって活動している縁の下の力持ちがいる、ということだったりします。
その安心をずっと感じていただけるよう、道路管理者としても努めていきたいと思います。 |
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ロードヒーティングの制御盤です。 時間や温度、水分によって動作を制御します。 |
階段に埋め込まれたセンサーです。 温度(左)と水分(右)を検知します。 |
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