山形県は、44市町村全てが積雪寒冷地域となっており、うち最上・置賜地域の全市町村をはじめ、県内の6割を超える28市町村は、特に積雪が多いことから特別豪雪地帯に指定されています。
雪は地域において、過酷で頻繁な除雪作業を強いられ、また捨て場のない雪は積み上げられて壁となり、道路交通を著しく阻害するなど、住民の生活に多大なる支障をきたしているとともに、地域整備を進める上でも大きなネックとなっているため、雪対策として消流雪用水導入事業を進めています。
この事業は、河川から水を取水し、市街地の水路や側溝へ流すもので、水量が増えることにより、水路や側溝に捨てた雪をスムーズに流すことが可能になります。また交通渋滞の解消や歩道の確保、雪捨ての運搬距離が短くなるなどの効果があります。

(投雪前)捨て場のない雪は交通を妨げます

(投雪後)排雪により通行しやすくなりました |
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楽になりました。除雪作業


通学路も歩きやすくなりました |
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