水生生物による簡易水質調査実施






 平成24年 8月 9日(木)、涼しい風が吹く中、阿武隈川の水質調査・水生生物調査を実施しました。

 今回の調査場所は丸森橋下流左岸で、秋には全日本石投げ選手権大会の会場となる場所です。


●水質調査とは、パックテスト(※)を使ってCOD(化学的
 酸素要求量)、pH(水素イオン濃度=酸性・アルカリ性の
 程度)、P04(リン酸)、Do(溶存酸素)などの値を調査
 するもの。


 ※パックテストとは・・
  簡易の水質分析器具。
  ポリエチレンチューブの中に調合された試薬が密封されて
  いる。
  チューブの先端のラインを引き抜いて調べたい水を吸い
  込み、水に色がつくので、指定された時間で標準色と
  比べ、濃度を読み取る。
 

●水生生物調査とは、実際に川の中に入って、石などの下に付着した生物を手やピンセットで採取する。
  採取した水生生物が、どんな水質のところにいる生物なのかなどを調べるもの。
石の裏に付着した生物を採取 採取した生物がどんな水質に棲む生物か確認
 
 今回の調査から、「きれいな水」に棲む生物が多数いることがわかりました。
 
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