南三陸国道出張所では当事務所地域づくりの中で、学校教育・地域学習への支援として、地元の小学生を招いての現場見学会を毎年実施しています。
今年は河北町立飯野川第一小学校6年生児童32名で見学会を実施しました。
なお、去年からは北上川下流工事事務所飯野川出張所も同時に参加しながら地元の道路や河川を見てもらい、その役割や必要性を理解してもらう内容としています。


平成14年12月16日
1日の工程 活動の内容
9:00 飯野川第一小学校にて、全体の概要説明

自分たちの住む町ではどのような工事が行なわれているのか、これから見学に行く場所はどのような所かを事前に知ってもらう為、出張所長がパソコンを使い道路の役割や三陸道の工事について説明しました。同時に北上大堰、北上川についての説明も行ないました。


9:30 見学会へ出発
9:45 新天王橋工事現場の見学

新天王橋上部工工事の工事方法などについて模型を使って説明を行ないました。

クレーンが橋桁を吊り上げる所を見てもらい、その後、橋の上にも上がって橋の大きさを実感してもらいました。そこでは、児童の代表数名に橋のボルト締めを体験してもらいました。
集合写真 ボルト締め

10:45 飯野地区切土工事現場の見学

山を切ったことにより地層が見られる事から、引率の先生が説明する場面も見られました。

道路が出来上がるまでには硬い岩を砕いたり、多くの土を車で運搬する必要があることを実際に作業を見せながら説明しました。

11:20 北上大堰及び飯野川出張所内資料室の見学
12:15 小学校到着・解散


新天王橋の上にのぼれて長年の夢がかないました。
橋の一部を取り付けるとき、あまり音が出なかったのでびっくりしました。
いままでああいう道具でいろいろな橋のねじを巻いていたなんて思いませんでした。
教室で勉強できない事までおそわって、本当によかったです。
北上大堰の魚道では、流れがすごく速いのに魚は大丈夫なのかなと思いました。
クレーンに乗っている人に近くで見ている人が無線で伝えていることを初めて知りました。
新天王橋を上っているときに下を見たら、高すぎてびっくりしました。
新天王橋でボルトを締める体験は見ているだけで楽しかったです。
新天王橋でボルトを締める時とても緊張しました。
橋を四年間もかけて作るなんて出来上がったらうれしいだろうなあと思いました。
北上大堰では家が近くにあるのにあまり見たことがなかったので勉強になりました。
北上大堰の操作室にはいろいろな機械があってびっくりしました。
地層では角ばっている石を見ることができて良かったです。
飯野川出張所の望遠鏡からちょうど北上大堰が見えました。
飯野川出張所にはいろいろな橋の模型がたくさんあって楽しかったです。