上の棒グラフを見てわかるように、タバコの吸い殻はほとんどの区間においては、堤防の上の方が堤防の下の方より圧倒的に多く落ちていました。又、地下鉄の駅に近い方ほど吸い殻が多く落ちていました。これはタバコの吸い殻だけでなく、食品・菓子類の袋などその他のゴミにおいても同じ結果が出ています。これは人が多く通る所にほどゴミは多く落ちていることを表しています。特にタバコの吸い殻は一つ一つはとても小さなゴミであるし、他のゴミと比べると持って帰りづらいゴミであるからなのでしょうか。しかし、たとえどんなに小さいゴミでも数が多くなれば大きなゴミになるのです。「自分1人くらい」とか「小さいゴミだから」というような安易な考えでゴミを捨てていったら、自然はどんどん汚れていきます。 私たち人間が気持ちよく自然空間で過ごすためにも、又、そこで生きる動植物のためにも、そして美しい自然を守るためにも1人1人がきちんとマナーを守っていくことがとても大切です。 |