仙台南部流域治水出張所河川管理施設

仙台南部流域治水出張所が管理する河川管理施設をご紹介します。
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阿武隈大堰は、阿武隈川下流域の人口や資産が増大してきたことに伴い、治水安全度の向上を図る必要があること、また、河床低下により水位が著しく低下し、かんがい用水、工業用水等の安定した取水が危ぶまれることから、昭和４８年に河道の安定と取水位の確保を目的とした多目的可動堰の建設に着手し、昭和５７年４月に９年あまりの歳月と事業費１１０億円を投じて完成しました。

全　長	７５０ｍ（うち、可動部延長４７０ｍ）
可動堰	型式：鋼製ローラーゲート１０門（うち、フラップ付ゲート３門）
ゲート寸法	制水ゲート：幅４３ｍ　×　扉高３.８ｍ　７門（３～９号ゲート）　調節ゲート：幅４３ｍ　×　上段扉高１.１ｍ　　　　　　　幅４３ｍ　×　下段扉高２.７ｍ　３門（１・２・１０号ゲート）　予備ゲート：幅４３ｍ　×　扉高３.８ｍ　１門
魚　道	２箇所（左右岸）：幅５ｍ　×　長１０３.２ｍ
管理橋	二等橋　幅員６.０ｍ　延長７５０ｍ

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押分分水路は、「五間堀川の総合的な治水対策」に起因しており、五間堀川が阿武隈川に近接している地形的特性を活かし、上・中流域での対策として、洪水を直接阿武隈川に抜く2本の分水路のうちの一つです。
平成6年9月22日豪雨の再度災害を防止するため、河川激甚災害対策特別緊急事業として、旧建設省と宮城県が実施したものであり、平成6年から平成10年の期間で分水路及び水門、河道改修、分派水門が建設されました。

【水　　門】	水　門	幅２３.７５ｍ　×　高さ８.８４ｍ　２門
【分水路】	分水路	延長６５０ｍ　河床幅４１ｍ　水面幅５１ｍ
【排水機場】	排水樋門	幅６.４５ｍ　×　高さ３.５ｍ　２連
	吐出水槽	幅１.３ｍ　×　高さ１１.８ｍ　×　長さ１３.６ｍ
	ポンプ室	幅３５.４ｍ　×　高さ１３.８ｍ　×長さ３５.３ｍ
	沈砂池	幅５０.０ｍ　×　長さ９６.０ｍ
	管理用連絡樋管	幅２.０ｍ　×　高さ１.０ｍ　３連　×　長さ３４.２ｍ

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新浜水門は、五間堀川（貞山堀）を阿武隈川に排水する役割と、荒浜（河口）からの塩水の遡上を防止する二つの役割を担っており、昭和40年に完成しました。その後、平成２９年３月に建替工事が完了しました。

本　体	幅１５.００ｍ　×　高さ６.２０ｍ　×　長さ２０.００ｍ　鉄筋コンクリート造　１連
門　扉	幅１５．２７ｍ　×　高さ６.０９ｍ　鋼製　プレードガーダ構造ローラーゲート　１門
管理橋	幅５．５０ｍ　×　長さ１６．８０ｍ
巻上機種	電動ラック式（商用電源３φ　２００Ｖ　５．５０ＫＶＡ)