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【解説】 | |
越水(溢水)については、現況河道断面において計画高水流量規模の洪水が流下したときに、想定される水位(以下「計算水位」という。)等により評定するものとしたものである。 計算水位が現況の堤防高を超える箇所をAランク、現況の堤防高までの余裕高が当該地点における堤防の計画上の余裕高に満たない箇所をBランクとすることを基本とするが、堤防の構造、背後地の状況等を勘案し定めるものとする。例えば以下のような場合は、堤防高(流下能力)により水防上(最も)重要な区間としないことが考えられる。 |
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(1) | 改修計画上、堤防高はHWL相当とするが、越流による破堤を防ぐために3面張りとして整備された堤防の区間。 |
(2) | 河道が掘込河道(河道の一定区間を平均して、堤内地盤高が計画高水位以上の箇所)である区間。 |
【留意事項】 | |
(1) | 現況堤防高は、川表・川裏側法肩の低い方の高さを堤防高とする。 |
A評定:現況堤防高<計算水位(計画高潮位) | |
B評定:0.0≦現況堤防高−計算水位(計画高潮位)<余裕高 |
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